日本人が主食としてきた「米」。
近年、パン食やパスタなど、食の欧米化に伴って、ごはん離れが目立つといいます。
現在、水田面積は、昭和44年の344万ヘクタールをピークに減少を続けています。
農業人口の高齢化や、労働に見合った収入が得られないなどの理由で
今後ますます米作の担い手は減少することが予想されます。
また、米作農耕地の減少は、単に農業だけの問題ではなく日本固有の里山の風景を失うことにつながり、 ひいては土地の保水力が失われ、気温上昇の抑制力を失い、生態系へも影響を及ぼします。
さらに、お箸やお茶碗といった食文化、稲作や豊穣を祝うさまざまな地域歳事や祭りなど、 日本固有の文化そのものが失われることにもなりかねません。

私たち「特定非営利活動法人 日本米飯管理士協会」は、
米食の高い栄養価やごはんをおいしく食べる調理法などの知恵の啓蒙活動を行うとともに、 米食を促進することによる米文化の普及や里山など日本固有の環境の保護を見据え、 消費者が安全で安心して米を食べることのできる社会環境を整備していきます。

その一貫として、この素晴らしい米文化と美しい地球環境を次世代に残し、伝承していく人材育成のために 「米飯管理士」という資格を創設いたしました。

私たち「特定非営利活動法人 日本米飯管理士協会」は、
米の消費を拡大し、美しい田園風景を取り戻し、私たちが安全でおいしいお米を食べられる社会環境、 そして次世代に美しい地球環境を残すために活動を続けてまいります。
 
 

 

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